睡眠障害克服ナビ
睡眠障害の種類子供編
夢遊病
夢遊病は睡眠時遊行症や夢中遊行症などとも言われ、睡眠中に発作的に起こる異常行動です。無意識のままに体が起きて、通常は家の中あるいは外を歩き回ったり何かをした後に再び寝るのですが、その間のことを何も覚えていないのです。多くは就寝後最初の深いノンレム睡眠時に起こるといわれています。
眠っているにもかかわらず脳の半分は起きているという状態の為に、会話は成り立たないものの一方的に喋ったり食事を作ったり、しっかりと階段を降りてお風呂に入ったりして階段を上がりそのまま結局ベッドに入ったりしてしまうことも多くあります。
多くは数分から半時間ほどでベッドに戻るという調査結果もあります。これらは興奮したまま寝たり、欲求不満や精神的なストレスによるものだとされていますが、原因が見当たらずに治療が難しいのが通例です。子どもの場合は3歳から8歳程度で起こり殆どの場合は思春期に治ってしまいます。昼間起こったことを自分の中で処理できないためだと言われています。
まれに何となく覚えていても体が勝手に動くという事例もあります。昼間にしっかりと運動をして体がしっかりとした睡眠を欲するようにしてなおったという事例があり、適切な生活習慣で治るものだとも考えられます。
薬物治療としてはベンゾジアゼピン系の薬が使われています。また、夢遊病患者を無理に起こそうとしたりその行動を止めようとして危害を加えられる事件も起こっており、殺害事件が起きたこともありますから、特に危険がなければそっとしておくのが良いかと思われます。