薬理学的要因

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睡眠障害の様々な原因

薬理学的要因

アルコールは先に述べましたが、タバコの場合それに含まれるニコチンは人体に対して神経毒としての有害性を持ちます。それは即効性であり中枢神経や末梢にあるニコチン性アセチルコリン受容体に作用することで薬理作用を示し、すなわち脳の広範囲に影響を与えます。


依存性のメカニズムはいわゆる麻薬などと同じとされていますが、他の細胞への薬理作用の点から毒物とされています。神経に作用することで毛細血管を収縮させ血圧を上昇させ嘔吐下痢などを引き起こすこともあり中毒性から頭痛や不眠、イライラなどの症状が現れます。


血中半減期が20分程度と短いことから依存している場合には次々に摂取しないと不安になるなどの原因になると考えられます。降圧薬は先のタバコとは違い医薬品の一つで、高血圧治療薬ともいいます。


血圧の値が正常範囲から持続的にずれている場合すなわち高血圧の患者に対して血圧を低下させる目的で使用される医薬品です。副作用としては排泄増加を引き起こしたり頻脈性不整脈がありそれらが原因で不眠症となる場合があります。ステロイドの場合は消化性潰瘍の原因になったり軽い精神障害を招くこともあります。


また甲状腺剤などは痒みや蕁麻疹をまねいたり、頻度は低いものの気を付けなければならないものに無顆粒球症があり多くは薬を飲み始めて3ヶ月以内に出る症状で、高熱や喉の痛みが出て不眠の原因となることがあります。他に胃潰瘍、肝炎、パーキンソン病、結核などの治療薬を飲んでいることなども原因の一つです。